前提条件
・10年間 10万キロ走ったとする
結論
普通車の維持費は約245.8万円
軽自動車の維持費は約162.7万円
よって10年間10万km乗ると、維持費の差は
83.1万円
でした
80万円と言われると思ってたより大きいですね
比較車種
普通車 シエンタ
モデル:2022年式
グレード:X ガソリン車 5人乗り
軽自動車 ハスラー
モデル:2014年式
グレード:G ガソリン
購入時期:2019年 新車
ガソリン代
まず実際乗ってる時の平均燃費からガソリン代を計算します
平均燃費(実測)
普通車 15.4km/L
軽自動車 22.0km/L
10万キロ走って、1Lあたり160円でガソリンを計算すると
普通車:103.9万円
軽自動車:72.7万円
コスト差:31万2千円
自動車税
年に一度自動車税を納付する必要がありますが、これは排気量によって税額が変わってきます。
普通車 30,500円(×10回 30万5千円)
軽自動車 10,800円(×10回 10万8千円)
コスト差:19万7千円
任意保険料
加入が義務付けられている自賠責保険に加え、通常は任意保険に加入する必要があります。私は会社の団体保険に加入しているので、若干安いかもしれませんが、実費で下記の通りです。単純に一年でかかった保険料を10倍して計算します。
普通車 36,000円(×10回 36万円)
軽自動車 25,000円(×10回 25万円)
コスト差:11万円
車検費用
2年に一度、新車の時は3年に一度の車検ですが、これは車検の点検費や、手続き代金の他に、都度交換が必要な部品を交換する代金がかかります。なので、毎回金額は異なるのですが、平均してこれくらいという額を記します。
10年で車検を4回行ったとして計算します。
普通車 約10万(×4回 40万円)
軽自動車 約6万円(×4回 24万円)
コスト差:16万円
タイヤ費用
長期間乗っていると、当然タイヤはすり減って劣化し、交換が必要になってきます。タイヤを一回交換し、スタッドレスタイヤも1セット購入したとすると、かかる費用は下記の通りです。
タイヤ代(イエローハット最安値)
普通車 22,000円
軽自動車 36,000円
スタッドレスタイヤ代(ホイール、工賃込み)
普通車 82,000円
軽自動車 66,000円
合計
普通車 10万4千円
軽自動車 10万2千円
コスト差:2千円
高速料金
高速道路料金は軽自動車が、普通車よりも20%安い設定となっています。
1年あたり1000km高速を走ったとすると、高速道路は1kmあたり約25円なので
25,000円
これが10年間で
普通車:25万円
軽自動車:20万円
なので
コスト差:5万円
最後に
普通車と軽自動車、合計で普通車のほうが83万円高い結果となりました。今回の計算結果はあくまで、ハスラーとシエンタの比較によるものです。他の車種では結果が異なることをご容赦ください。ある程度の価格感を知っておくための参考としてください。
車体価格は車によってかなり変わるので、一概には言えませんが、100万円ほどの差があると考えると、合わせて200万円ほどのコスト差が生まれることになります。
自動車購入の際の参考になれば幸いです。
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