ドナックルとは
ニッタクから販売されている縦目の変化系表ラバー。世界最高峰の女子カットマンペアである佐藤瞳、橋本帆乃香が両者ともに使用しているラバーです。
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使用者レベル
卓球歴17年、高校の県大会レベル(攻撃)
カットマン歴半年
使用用具
ラケット:和の極み-碧-
フォア面:victas VS402(厚)
バック面:ドナックル(極薄)
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ドナックルの総評
カットマンには、ぜひオススメの表ラバー。切れたカットやナックル、攻撃まで自在にできる。前陣のバック表やペン粒としても使用できるが、あくまで変化が欲しい人向けで、弾きのスピードはそんなに期待できない。
レビュー詳細
カット
表ラバーながら粒が高めになっており、粒高のような安定感でカットをすることができる。しかし粒高とは異なり、自分でかけることもできるので、ナックル性のボールをしっかり切って返球することができる。ドナックルでカットしたボールを持ち上げきれず落とす相手が多い。特に、相手の回転量が多いドライブをカットしたときが顕著。
製品名同様に、ナックルカットも出せるし、軌道の変化も大きいので、相手を翻弄するにはもってこいのラバー。
攻撃(弾き)
粒高っぽい役割なので、当然普通の表よりは威力が劣るものの、粒高よりも断然攻撃しやすく、コツをつかめばそこそこのスピードが出る。
ブロック
相手の回転を利用し、威力も吸収してくれるので、当てるだけで変なボールが返ってくれる。カットとして多く使われるのもあり、カットブロックのやりやすさはピカいち。
ストップ・ツッツキ
しっかり自分で切ることができるので、ツッツキも浮かずにできる。回転量は粒高と表の中間。スペクトルなどの普通の表よりはツッツキ、ストップ共にやりにくい。しっかり切る余裕があるときは問題ないが、余裕がない時は浮きがち。粒高に近いので、そもそもストップは向かない。
最後に
使ってみた結果、粒高と表のいいとこどりができる素晴らしいラバーでした。
ぜひ試してみてくださいね!