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栃木県には温泉が各地で湧いており、多種多様の泉質があり、源泉数は関東一です。そんな温泉大国栃木県で、私が行ったなかでおすすめの場所を5つ紹介します!
栃木県おすすめの温泉地
1 那須 塩原温泉 pH8.0 弱アルカリ性 塩化物温泉
pH6.3 茶褐色 炭酸水素塩泉
2 奥日光湯元温泉 pH6.5 硫化水素型の単純硫黄泉
3 湯西川温泉 pH8.5 アルカリ性単純温泉
4 川治温泉 pH8.0 アルカリ性単純温泉
5 馬頭温泉 pH9.3 アルカリ性単純温泉
1 那須、塩原温泉
栃木県の中で有数の観光地である那須は、多くの温泉が湧いている地域でもあります。那須に宿泊される方は、ぜひ温泉に行ってみてください。
上の写真が那須インターを降りて、少し走ったところにある令和の湯で、こちらは日帰り温泉になっています。泉質はナトリウム塩化物温泉でPH8.0の弱アルカリ性です。
私は冬の夜に入りに行ったのですが、露天風呂がかなり開放的で星空がよく見えました。
下の写真は那須ハイランドパーク系列の、TOWAピュアコテージの温泉です。こちらは炭酸水素塩泉系の茶褐色にごり湯です。
個人的には令和の湯が一番オススメですが、那須エリアにはこのほかにもたくさんの温泉がありますので、行った際には楽しんでくださいね。
2 奥日光湯元温泉
日光には中禅寺湖や、東照宮など数多くの観光地がありますが、温泉の数もこれまた多いのです。特に中禅寺湖周辺には高級ホテルが立ち並び、一大観光地化しているので、ぜひ足を運んでみてください。その中禅寺湖を抜けて、少し奥に入っていくと、もう一つ、少し小さい湯ノ湖という湖と、その周辺に温泉宿が並んでいます。そこが奥日光湯元温泉です。鹿が普通に歩く自然の中で、湖や星空を堪能できるスポットです。
私は休暇村日光湯元というところに泊まりました。
休暇村は周囲から硫黄の匂いが立ち込める、典型的な硫黄泉、硫黄泉好きにはたまらないと思います。
泉質は硫化水素型の単純硫黄泉。 乳白色でメタケイ酸が多く含まれ、美肌効果が高い温泉で、1200年もの歴史がある温泉だそうです。
3 湯西川温泉
湯西川温泉は栃木県の中でも、かなり秘境の温泉で、知る人ぞ知るといった感じです。
鬼怒川温泉の奥の奥、しばらく車を走らせると到着する温泉地で、宿の数はそんなに多くないです。
私が行ったのは写真の、平の高房さん。夜ご飯は個人の囲炉裏付き和室で、囲炉裏で焼き魚を食べることができるという、楽しい体験ができるお宿です。そして、時間で区切ってある、貸し切りの露天風呂付!11月の初旬に行ったのですが、貸し切り露天風呂に入ってる時、ちらっと粉雪が。冬の初めを感じさせてくれる風情ある体験でした。
こちらの温泉の泉質は、pH8.5のアルカリ性単純温泉です。無色透明で柔らかくつるつるとした温泉は美白や疲労回復、健康増進などの効果があるそうです。
夏以外の時期に車で行く場合は、必ず冬タイヤ装着して安全運転で行ってくださいね〜
4 川治温泉
川治温泉は、鬼怒川温泉の少し奥に入り込んだ場所にあります。こちらも宿はそんなに多くないですが、あの星野リゾートの温泉宿である「界」があります。私はこちらの界川治に泊まったのですが、温泉やロビーのあちこちに、ひょうたんのライトがセットしてあり、よい雰囲気でゆっくりできる空間でした。泉質は無色透明の、アルカリ性の単純温泉です。
夜ご飯は、栃木県ならではの料理も味わえる、嬉しい旅館です。界では周りの観光地が無くても、楽しめるアクティビティがあり、ここ川治では和紙作りときなこ作りが体験できます。
少しリッチな旅をしたい方は、是非泊まってみてはいかがでしょうか。
5 馬頭温泉
こちらも、あまり聞き馴染みのない温泉だと思いますが、アルカリ性単純温泉で、肌がすべすべになることから、古くから美人の湯として親しまれている温泉です。私が今まで入った栃木県内の温泉の泉質としては、一番好きな温泉です。アルカリ性の少しヌルっとした温泉って入浴後に肌がつるつるになって、変化が目に見えてわかるのが良いですよね。
私は日帰り温泉で、南平台温泉観音湯に日帰りで入浴しました。
露天風呂に珍しく泥パックがおいてあり、男性ながらちょっと試してみました。効果があるのかはわからないですが、貴重な体験が出来て大満足です。
出来れば、泉質の良い馬頭温泉に通いたいのは山々なのですが、いかんせん観光地としては弱すぎるので、アルカリ性の温泉が大好きだという方は、温泉目当てに行ってみてはいかがでしょうか。
さて、今回の記事はここまでです。
今回紹介できなかった温泉も、栃木県にはたくさんありますので、気になったところに行ってみてくださいね〜