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動画でも解説しています。
まず、投資信託とは、個人の投資家からお金を集め、専門のプロがまとめて運用する商品です
投資信託には、「アメリカ株式詰め合わせ」や「IT業界株式詰め合わせ」など、様々なコンセプトがあります
自分の投資したい対象の詰め合わせパックを買うわけですね
そんな投資信託の中でも、今回紹介するのは、成績が悪い意味でやばい投資信託、ザコ投資信託です。
3位 グローバル・エクスポネンシャル・
イノベーション・ファンド
こちらは、みずほインターネット専用の投資信託です。以下「最強イノベーション」としています。
日本語に直すと
世界的・指数関数的・革新的・投資信託
です。指数関数的に革新するって凄いですね(笑)
まず、基本となる手数料を見てみましょう
優良な投資信託の代表として、eMAXIS slim米国株式と比較しています
販売手数料、信託報酬共に、eMAXIS slim米国株式と比べるとかなり高い水準です
この最強イノベーションの説明はこちら
1. 主に、世界の上場株式の中から、社会課題解決への寄与が期待される破壊的
イノベーション関連企業の株式を実質的な投資対象とします。
2. 個別銘柄の選定において、アーク社の調査力を活用します
(アーク社はイノベーション関連株の調査力が強い会社です)
つまり、アーク社というイノベーション関連の専門家の力を使い、「破壊的」イノベーションを起こす企業を世界中から選別した凄い投資信託であるということです
さて、そんな説明書きのある最強イノベーションの、チャートはどうなってるでしょうか。
なんと販売開始から下がり続け、50.37%のマイナス
イノベーションって革新的って意味だよな…?
なるほど、革新的であっても成長するとは限らないのか(笑)
この最強イノベーションのリターンを計算してみましょう
もし販売開始時に100万円投資していたとしたら
販売手数料1.65万円、値下がり49.63万円なので
100万円→48.72万円
半分以下ですね(笑)
第2位
ダイワ・ロシア株ファンド
名前を見て「でしょうね!」と思うことでしょう
理由は皆さんお察しの通りです
まず、手数料を見てみますと下表の通り
販売手数料も信託報酬も、かなり高いことがわかります
そんな高い手数料払う、この投資信託のチャートはこちら
脅威のマイナス92%!
レベルが違いますよ、レベルが
そんな、ダイワ・ロシア株ファンドに、販売開始時に100万円投資していたとしたら
販売手数料3.3万円、値下がり92.12万円で
リターンはなんと
100万円→4.58万円
95万円マイナスは勉強代にしては高すぎます(笑)
一つの国に投資するのは、こういうカントリーリスクを考えると危険だなと思います
そして、そんなロシア株ファンドよりもやばい投資信託は
第1位 グローバル・リート・トリプル・プレミアム
・ファンド(毎月分配型)
(愛称:トリプル・プレミアム)
もはや、何に投資してるのか良くわからない名前ですね
トリプルってなんやねん・・・
そんな、トリプルプレミアム君の手数料を確認してみましょう
うーむ、ダイワロシア株ファンドと同じくらいです。普通に高いくらいの感じ
この投資信託の説明書きはこんな感じ
1. 主として、外国投資信託証券(CSファンド)への投資を通じて、日本を含む世界のリート(グローバルリート)へ投資することで、相対的に高い利回りの獲得と信託財産の成長を図ることを目指します
2. CSファンドでは、グローバルリートETFへの投資に加え、「グローバル・リート・トリプル・プレミアム戦略」を活用し、グローバルリートへの投資を上回るインカム収入の獲得を目指します
つまり、世界のリート(不動産関係の投資対象)に投資し、さらに勝てる戦略を駆使して、高い利回りの獲得と財産の成長を目指す投資信託ということです
そんなトリプルプレミアム君のチャートはこんな感じ
もはや底
ダイワロシア株ファンドは下がってる意味がわかるのですが、これは上がる兆しもなくダラダラ下がってる
一番たちの悪い下がり方な気がします
あれ?成長を目指してるんじゃないんですか・・・?
これに販売開始時に100万円投資していたら
販売手数料3.3万円、値下がり93.7万円
100万円→3万円
お年玉かな?
当然毎月分配型なので、微々たるお金は入ってきますが、キャピタルゲイン(値上がり益)でみるとこんなレベル
真面目に運用してるか怪しいレベルですね(笑)
最後にランキングを一覧にしました
それでは、今回の記事はこれで終わりです
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