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ザコ投資信託ランキング part1

※注意 今回紹介する商品は2022年4月時点の結果です。今回紹介する内容は投稿者の偏見を含んでいます、必ずしも良い悪いということではありません。また、分配金は考慮しません(めんどいので)

本件動画でも解説しています。

www.nicovideo.jp

 

1. 投資信託とは

まず、投資信託(ファンド)とは、基金という意味で、複数の投資家から集めた資金を専門家が運用するものです。つまり「投資家から募った資金をまとめて収益を還元する仕組み」を投資信託と言います。

投資信託では「コンセプト」に基づいて、資金を投入する先の株式や債券などの投資商品を選びます。

例えば、有名な投資信託に「eMaxis Slim 全米株式S&P500」という商品がありますが、これはアメリカの大企業株式の詰め合わせパックになっています。他にも「新興国株式の詰め合わせ」だったり「アメリカ債券の詰め合わせ」だったり、いろんなコンセプトがあります。

 

今回は、そんな投資信託の中でも、成績の悪い「ザコ投資信託」を紹介します!

 

2. ザコ投資信託ランキング

3位 みずほ日本債券アドバンス(豪ドル債券型)

     愛称 ちょっとコアラ

 

オーストラリア債権がちょっと入っているので「ちょっとコアラ」らしいです(笑)

そんなちょっとコアラのチャートはこんな感じ

赤色の基準価格を見ると一目瞭然!

 

理想的な右肩下がりのチャートになっていますね

名前もふざけてて、成績も悪かったら、投資した人は怒り心頭なのではないでしょうか(笑)

リターンを計算してみると

販売開始時に100万円投資していたとしたら

販売手数料が3.3万円、値下がりが約5.1万円

よって

100万円→91.6万円(-8.4%)

 

2位 ダイワ/バリュー・パートナーズ チャイナ・

カーボン・ニュートラル・フォーカス

名前が長ぇ(笑)

まず、この投資信託のザコたる所以の一つ目は、なんといっても手数料が高いこと

優良な投資信託である、eMaxis slim米国株式と比較した表が下図になります

(アクティブファンドとインデックスファンドを比較するのって変じゃない?って思った方はそもそもレベルが高いので、こんな初心者向け記事を見るのはやめましょう(笑))

販売手数料も信託報酬(維持管理費のようなもの)も桁違いに高いですね

基本的に投資商品では利回り数%が普通ですから、手数料は少しでも安い方がいいのは当たり前ですね

 

ザコな理由二つ目は、成長期待の銘柄を厳選しているのに全然成長していないことです

この商品の説明書きは以下の通り

1 世界でも類を見ないペースで拡大する中国の

 脱炭素関連市場に注目

2 中国の脱炭素関連市場において飛躍的な成長が

 期待される企業に厳選投資

3 中国株運用のプロフェッショナル、バリュー・

 パートナーズが運用

 

つまり、「飛躍的に成長している中国の脱炭素の市場で凄そうな企業を、専門家が厳選しましたよ」という話ですね

これは負けるわけないのでは?

しかしながらチャートはこんな感じ

販売開始から初期だけ少し上がったものの、その後は理想的な右肩下がり(笑)
あんだけ強そうな説明でこれかい!

 

最後にリターンを計算してみると

販売開始時に100万円投資していたとしたら

販売手数料が3.3万円、値下がりが15.26万円

よって

100万円→81.44万円(-18.6%)

 

1位 トレンド・キャッチ戦略ファンド

(愛称:クラッシュハンター)

 

1位の商品はこちらです。愛称の「クラッシュ」は何を破壊するんですかねぇ

購入者の口座かな?

 

こちらがザコたる所以の一つ目は

販売開始以来一度も基準価格が1万円をこえていないこと

投資信託の基準価格(株価みたいなもの)は最初1万円でスタートします

2位のチャイナカーボンなんちゃらも販売開始直後は上がっていたのですが、こちらはずっと下がっていますね

ザコの所以二つ目はコンセプトを達成できていないことです

コチラの商品はいわゆる「ベア型」ファンドというやつで、市場の株価が下落するようなショック時に堅調な成績を修めるというもの

例えば、リーマンショックには米国株式は54%下落していましたが、この商品があったとしたら130.2%のプラスになっていたらしいです スゴイネ!

 

実際のチャートを見てみますとSP500(米国株式)のピンクの線が上がってようが、下がってようがクラッシュハンター君は値下がりしています。(なんでやねん)

特に2022年入ってすぐの、おそらくウクライナ侵攻のタイミングで、超下落しており「ベア型の意味ないやんけ!」

 

こちらの商品でのリターンを考えてみると

販売開始時に100万円投資していたとしたら

販売手数料3.3万円、値下がりが35.92万円で

100万円→60.78万円(-39.2%)

 

約半減といったところでしょうか

 

今回の記事はこちらで以上になります。投資は自己判断でお願いしますが、ぜひこれらの商品を買って私に成績を送付してください。

 

今回の記事が面白かった、興味深かったという方は記事上や記事内の広告をクリックしていただけると投稿者のモチベーションがとても上がります(笑)また、読んでくださいね~

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