銀行にお金を預けていて「金利もつかないし、投資をした方がいいんだろーなぁ」と漠然と考えている人も多くいるんじゃないでしょうか?
とはいえリスクの高いイメージもあるし、どんな投資商品があるのかわからない。低リスクな投資の種類を知りたい。といった初心者の方に株式投資についての解説をしていきます。
動画でも解説しています↓
目次
1.そもそも投資って何?
投資とは将来の利益を見込んで今「時間」や「お金」を投じることです。例えば不動産を所持していれば毎月家賃収入という利益が得られますよね。ここで不動産を購入することを投資と言います。
投資には大きく分けて2種類あります。不動産や株式など、購入したものが値上がり益や収入を生み出す「投資商品」と、勉強や読書のような自分自身が稼げる人に成長するための「自己投資」があります。
2.株式投資のイメージ
投資の手法として誰しもが聞いたことある「株式投資」についてですが、皆さんはどんなイメージを持っていますか?私は投資を始める前は株式投資について、①大きく損したり得したりするギャンブル ②始めるハードルが高い ③お金持ちにしか意味のないこと ④買うタイミングや売るタイミングを考えなきゃいけなくて大変そう というようなイメージを持っていました。
実際にはイメージ通りの難しくて高リスクな株式投資のやり方もあれば、買い方や商品の選び方を考えれば簡単で低リスクな投資手法が存在するのです。この先で株式投資で利益を得る仕組みを理解して、合理的な低リスク投資手法について学んでみましょう!
3.株式投資で利益を得る仕組み
株式投資では大きく分けて2種類の利益が生まれます。それがキャピタルゲイン(値上がり益)とインカムゲイン(配当金や分配金)です。
まずキャピタルゲイン(値上がり益)ですが、株価は常に変動しています。当然株式を購入したときの価格から株価が上がることも下がることもあります。購入したときの株価よりも株価があがったとき、その差額の利益をキャピタルゲインと言います。例えば、3500円の時に1株購入した場合、数か月後4000円の価値となっていた場合、売却すると500円の利益が生まれます。
一方でインカムゲインは配当金や、利息など、投資商品を持っているだけで定期的に得られる利益のことを指します。
株式や株式の詰め合わせパックである投資信託、ETFを持っていると、年に何回か配当金(もしくは分配金)が振り込まれます。(今後配当金で統一してしまいます)
株式や投資信託の種類によりますが、年に元本に対して数%の配当金が出ます。年の利回りが5%もいけば上々といった感じです。ですので100万円投資したら年に5万円の利益ですね。決して大きい利益ではないですが、無視できるほど小さなものでもないですよね。
割と株式投資はキャピタルゲインのイメージが強いかと思いますが、キャピタルゲインとインカムゲインをセットで考えることが重要になってきます。例えば10万円投資して1年間経った時点で9万6000円の価値になっていて「4000円損してる!」と思うかもしれませんが、配当金が5%で5000円もらっていた場合、合計して考えると1000円のプラスですよね。
これがもし2年だったら配当金がまた数千円入ってきます。このように株式や投資信託は長期で保有するほど多少値下がりをしてもプラスになりやすいということです。
株式投資で長期で投資をすることが、リスクを抑える意味で大きな意味を持つことを今回解説しました。次の記事ではあと2点 リスクを抑える投資手法を解説していきます。気になる方はぜひ見てみてくださいね!